2018.08.19
木もお昼寝をする
強烈に暑い日が続いております。
先日近くの熊谷市では41℃を超えてしまいました。
もはや37℃は普通になってきました。
そんな温度でも太陽光を幾分遮蔽するコートが張られた温室内は涼しくもあります。
この熱帯と同じような強烈な太陽の下では、原産地と同じような猛々しい成長をしています。
ゴムの木も熱帯で自生しているかのような迫力です。
インテリアグリーンとして人気のあるエバーフレッシュも原産は中南米や東南アジアであるため、 元気に生育中です。
エバーフレッシュは日本国内でも自生しているマメ科・ネムノキの仲間です。
一見同じようですが、日本のネムノキは冬になると落葉しますが、エバーフレッシュは熱帯原産の常緑樹なので、一年中この清涼感あふれるグリーンを楽しめる植物です。
このエバーフレッシュにも花言葉がありましてそれは「歓喜」「胸のときめき」です。また中国では「夫婦円満の木」とされ、贈り物としても人気があります。
そしてこの植物の特徴は夜になると眠るように葉を閉じる習性があることです。
この「眠る」ということからエバーフレッシュを寝室に置く家庭も多いようです。
なかにはお昼寝をする者もいます。
エバーフレッシュの葉が閉じるのは、夜間の乾燥を防ぎ水分を無駄に蒸発させないためだそうです。
さすがにこの強烈な日差しの下ではトップライトの時間帯は葉を閉じる必要があるようです。
この時期になるとエバーフレッシュは黄色いふわふわした花を咲かせます(日本のネムノキは薄紅色の花を咲かせます)。花が終わると、実を付けますが、なにしろマメ科ですから、また不思議なデザインの 実になります。
これはまた実が付いたら紹介したいと思います。
(埼玉日高農場、サトウ)