2021.05.09

葉を傷める爆弾に要注意

敷地内に植えられたアジサイのつぼみが大きくなってきました。一昨年に剪定して成長したものです。赤や紫に色付く前のこの状態もたいへん可愛らしいです。

去年剪定したものはやはり花芽が付いていません。こちらは来年に期待です。

観葉植物は剪定のシーズンとなっています。大きく成長しすぎてしまったものや樹形バランスの悪くなったもの、葉先が枯れたようになってしまったもの、葉の色や形がおかしくなってしまったものは思い切り剪定します。そのほとんどは切った切り口付近から新しい芽が出てきますので、そこから葉が大きくなってくる姿をイメージしつつ剪定します。剪定して落とした方は、状態をみて挿し木にして再活用します。

作業中に急に雲行きが怪しくなり

ガラガラと雹が降って来ました。そうそう、5月は天候が急変する季節です。もう寒くはならないだろう、と温室で冬越しさせた熱帯系の植物をあわてて屋外に出してしまうとこんな雹の爆弾を浴びてしまいます。葉そのものに価値がる観葉植物にとっては雹は大敵です。

再び好天となり、雹や風を防ぐネットが張り巡らされたハウス内での剪定作業も再開です。こちらでも完成形をイメージしつつ切り進め、落としたものは挿し木にします。剪定すべき植木はたくさんあるのでもうしばらくこの作業が続きます。

(埼玉日高農園、サトウ)